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千葉遺産:/13 農村指導者・大原幽学 世界初の農協設立 /千葉

2008-04-25
 ◇悲劇生んだ先進的発想
 旧干潟町の山あいに位置する旭市北部には、江戸時代後期に耕地整理された水田が整然と広がる。この地で世界初の農業協同組合を設立した農村指導者、大原幽学(1797〜1858年)が、土着思考の強い農民に「一村一家」の精神を説き、小さな水田をまとめあげた歴史的な功績の跡だ。生産性を向上させた功績は大きいが、同時期に農業で活躍した二宮尊徳らに比べると、大原幽学の知名度は高くない。「組合」という先進的な発想ゆえに、時の権力者から迫害を受けた悲劇があったのだ。
  ◇    ◇
 幽学の生い立ちは詳しくわかっていない。尾張地方の武士の家で生まれ、18歳で勘当され近畿を放浪。高野山で仏教、伊吹山松尾寺で易学などを学んだほか、豪商や農家でも働いたとされる。
 これらの経験を「性学(せいがく)」という自身の教えとして高め、民衆に説くことを決意。近畿から信州の上田、江戸を経て、1831年、房総地方にたどり着いた。35歳だった。
 当時は天保の大飢饉(ききん)や商業の発達で、土地を失う農民が急増。道徳を重んじつつ、経済にも明るかった幽学には、荒れ果てた村を復興させようとしていた長部村の名主から指導の依頼が相次いだ。幽学は名主から住居を与えられ、農業改革に取り組んだ。
  ◇    ◇
 幽学の著書「微味幽玄考(びみゆうげんこう)」には、親孝行や家の永続、身分や資産にあった質素な生活をすることの大切さが記されている...

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(引用 yahooニュース)